ヤマハイタリア(旧ベルガルダヤマハ)が設計、開発、生産を担当し、欧州のテイストで生み出したピュア・バイク。
豊かな造形タンク、Vツインエンジン、モーターサイクル本来のシンプルな姿を明確に表し、モダンだがハイテクではなく、すっきりとしているが簡素ではなく、パワフルだが威嚇的ではないその姿。
ヨーロッパの、そのワインディングロードで、石畳の美しいその街で、力むことなく肩から力を抜いた純粋な走りを愉しめる、新しいヨーロピアンモデルである。
ブラックアウトされた空冷2バルブ4ストローク75度、Vツイン・エンジンは、1,063cm3の容量を持つDragStar 1100をベースとしたエンジンながら、大型化されたエアクリーナーボックス、2-1-2に集合する大容量エキゾーストなど吸排気系を大幅にリファイン。
これにより低・中回転域からワイドレンジで生み出される力強いトルクと、高回転域までスムースに回り切る優れた出力特性を獲得、ビートの効いたエキゾーストサウンドとともに乗り手の心にシンクロする魅力的な心臓となっている。
従来にない個性的なデザインを追求し、イタリアで設計・生産されたツインチューブ・バックボーンフレームは、しなやかでありながら高い剛性感を持つオリジナルスタイル。
フロントフォークはパイオリ製で大径43ミリの正立式テレスコピックフォークを採用し、リヤはシャフトドライブユニットと一体化された高剛性の軽量アルミキャスティングのスイングアームを、リンクを介したリヤショックユニットにより支持。
そしてマルゾッキ製のホイールにタイヤはメッツラーME-Z4を履くという、実績あるヨーロッパの逸品を採用してバランス良くまとめた構成となっている。
そのほかにもステンレス製のエキゾースト・マフラー、アルミを多用した各部バーツなどハイクオリティな欧州メーカーの製品を用いて、軽快な中にも重厚な趣を醸し出す。
また視認性の向上を実現したマルチファンクションディスプレイ、盗難抑止対策のイモビライザーを標準装備など、日常のユーティリティにも細やかな配慮が図られている。
オーナー自身の手によるカスタマイズを前提とした、様々なアクセサリー&リプレイスメントパーツを用意。
リヤキャリア、トップケース、ウインドシールドなど通常のアクセサリーに加え、カスタマイズ・リファレンスとしてヤマハイタリア(旧ベルガルダヤマハ)自身が提案する「V.Metal」と「V.skin」の2つのモデルに装着されている、高規格アルミポリッシュ材を用いた前後フェンダーやアンダーカウル、フロントスクリーン、高級革仕立てのタンクカバー、スクリーン、シートカバーなど、オーナーの嗜好とセンスに合わせた様々な組み合わせを提案。
乗るばかりではなく、洋服を着替え宝飾品を身につけるようにマシンに触れて楽しむ。これもヨーロッパ流大人のモーターサイクルのたしなみなのである。
※ オブションパーツについては、一部入手できないパーツもございます。
※ 購入の際には、在庫状況を確認して下さい。